ビジネスコミュニケーションは、
ビジネスシーン全般における
やり取りを指します。
社内コミュニケーションの
基本である
ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)
だけでなく、
会議や商談、プレゼンテーション、
指示、顧客対応なども含みます。
社内のメンバーと適切な
コミュニケーションが取れないと、
業務遂行の上で
必要な情報を共有できなくなります。
その結果、業務が滞ったり、
相手に不快感を抱かせたりして
信頼関係が
崩れてしまう可能性もあります。
ビジネスコミュニケーションを
円滑に進めるには、
・伝える力
・聴く力
・質問する力
が必要です。
◎伝える力
ビジネスシーンにおける
伝える力とは、
論理的に話を組み立てて、
わかりやすく話すスキルのことです。
ポイントは結論から話すことです。
前置きが長く、結論を後回しにすると
ダラダラと伝えることになってしまい
相手に重要なポイントが
正確に伝わりません。
また、話のポイントを
相手が素早く捉えられるような
配慮も必要です。
例えば、専門用語を
社外の人に伝える場合には、
わかりやすい言葉に
噛み砕いて言い換えましょう。
必要に応じて、
相手が話の文脈を把握できるように
補足説明を加えることも、
スムーズな情報伝達に効果的です。
◎聴く力
ビジネス上の聴く力とは、
相手の話を聴いて
理解する能力のことです。
相手の話のポイントを正確につかみ、
整理することが何よりも重要です。
また、相手の話を聴いている最中は
途中で話をさえぎらないように
心がけましょう。
相槌を打ちながら、
最後まで一旦受け止める態度が
大切です。
さらに相手の話に共感しながら
傾聴することで、
相手は安心し、
互いに信頼の念が育まれるでしょう。
◎質問する力
相手の話を聴くなかで、
不明点や疑問点を尋ねる
質問スキルも、
話の要点を
正確に捉えるために重要です。
会話のなかで質問を投げかける際には
クローズドクエスチョンと
オープンクエスチョンの
使い分けを意識しましょう。