退職者が出た
新規プロジェクトを
立ち上げることになったなど
会社では必要に応じて
新たな人材の獲得が
必要な場面がたびたび生じます。
基本的に欠員補充か増員の
どちらかになるのですが、
人材募集ではその背景にもとづいて
ターゲットを絞り込むことが大切です。
会社と価値観が合うか、
職種と性格がマッチしているかなどの
求職者の人間性も重要ですが、
入社後の働きぶりを
ある程度見積もれるように
スキルを評価項目として
設定するのは正攻法だといえます。
スキルという言葉を聞くと
PCスキルやビジネスマナー
マネジメントスキルなど
具体的な業務スキルを
思い浮かべる方も多いのでしょう。
実際にこうしたスキルを
採用基準とする会社も多くあります。
より幅広く人材価値を見るために、
昨今ではビジネススキルを
採用基準として導入している会社も
増えてきています。
スキルとは単に業務ができます
という意味だけでなく、
会社内でどのようなポジションで
どのような活躍ができるのかを
知ることもできます。
社会人としてのスキルは
・テクニカルスキル(業務遂行能力)
・ヒューマンスキル(対人関係能力)
・コンセプチュアルスキル(概念化能力)
に分類しました。
テクニカルスキルは
一般にスキルと聞いて
私たちが思い浮かべる
具体的な業務スキルの事を指します。
エクセルが使える
TOEICが800点以上で
ビジネスレベルの英語が扱える
といった具体的な能力のことです。
ヒューマンスキルは
主にコミュニケーション能力に
特化したスキルです。
仕事は主にチームで
行うことが多いですが、
メンバーがストレスなく
働けるような根回しや、
クライアントなど社外の方との
関係性を構築する能力です。
コンセプチュアルスキルは、
ビジネスシーンにおける
現状とこれからを大局観を
持って冷静に分析し、
他者に伝えることができるといった
抽象度の高いスキルです。
仕事で起きる
個々の問題を概念的に捉え、
プロジェクトの方向性を
見極めるうえでとても大切な能力です。