これからの働き方を考えていくうえで、
押さえておきたい
3つの変化をお伝えします。
◎従来の定年の概念がなくなる
国の財政的にも、
60歳で定年し、
その後は年金生活というのは、
もはや現実的ではありません。
さらに今後、定年は引き上げられ
70代後半~80歳になると
されています。
もし80歳まで働くとすれば、
今までの前提から仕事をする期間は
20年延びるわけです。
◎パラレルキャリアが当たり前になる
パラレルとは平行という意味の言葉で
パラレルキャリアは
複数のキャリアを並行する
ということです。
会社の寿命の短命化が進み、
定年まで1つの会社で
勤めあげることは稀になるでしょう。
そして組織から個人へと
キャリアの主導権がシフトしていく中で
キャリアを自己責任で
築いていくことが
当たり前になっています。
複数のキャリアを並行することで、
収入のみを目的とせず、
スキルアップや価値観のアップデート、
ネットワークの構築など、
キャリアの糧となる資源を広く
獲得するアクションが求められます。
◎キャリアの二毛作、三毛作
これはパラレルとは異なる概念です。
人生において、2回、3回と
フィールドを変えながら
働くことが
当たり前になるということです。
30歳になったら次の仕事、
40歳になったら次の仕事、
そして、60歳からの転職みたいな話も
おそらく今後
普通になっていくでしょう。
産業や組織が加速的に短命化し、
スキルの消費期限も
短くなっていく中で、
望まずとも変化が
求められる時代です。
生涯1つの組織で働く、
1つの分野のみで食べていく
というキャリアプランは
今後リスキーになります。