フリーランスエンジニアと
会社員エンジニアには、
3つの大きな違いがあります。
・仕事・給与に関する違い
・スキルアップに関する違い
・業務範囲の違い
◎仕事・給与に関する違い
フリーランスは、
会社による仕事や給与の保障がありません。
そのため、安定した収入を得られるかは、
個人のスキル次第になります。
クライアントと信頼関係が築ければ、
継続的な仕事の受注が期待でき、
成果次第では
高い報酬を得られるでしょう。
それに対し、会社員は
会社と雇用契約を結んでいるため、
最低賃金が
保障されているという点が異なります。
高収入を目指して
フリーランスになる方も多くいますが、
仕事がなければ
収入がゼロになる可能性もあります。
会社員からフリーランスになる場合は
安定するまでに
ある程度時間がかかることを考慮して、
当面の生活費を
貯金しておくとよいでしょう。
◎スキルアップに関する違い
フリーランスは、
自発的にスキルアップの努力を
重ねる必要があります。
会社員の場合は、
会社にスキルアップ研修やマニュアルが
用意されていることが多く、
新しい知識を
習得しやすい環境が整えられています。
それに対し、フリーランスは
自分で足りないスキルを
発見しなくてはなりません。
IT業界は技術の進歩が速いため、
最新情報をキャッチアップし、
スキルアップのために
勉強を続けることが求められます。
◎業務範囲の違い
フリーランスは、
エンジニアとしての仕事のほかに、
日々の帳簿付けや営業活動など、
関連するすべての業務に
自分で責任を負います。
会社員の場合は、
税金や社会保険料は
給与から天引きされるのが一般的で、
給与関係の業務は
経理担当の社員が行ないます。
また、会社を運営するのに
必要な業務は、
複数の社員で分担するため、
業務範囲も限られています。
一方でフリーランスの場合は、
普段の業務だけではなく、
確定申告・納税などの会計処理まで
自分で行なう必要があるため、
業務範囲は多岐にわたります。