住宅ローンは、
一般的に購入する住宅を担保として
抵当権を設定した
有担保ローンのことを指します。
一方、無担保住宅ローンとは、
住宅などの担保を設定せずに
借りられるローンのことをいいます。
自宅を担保に入れないので、
万が一返済が滞っても
自宅を差し押さえられることがなく
有利と思う方もいるかもしれません。
ここではメリットを紹介します。
◎自宅に担保が設定されない
無担保住宅ローンの
第1のメリットは、
自宅に担保が
設定されないことにあります。
一般の住宅ローンの場合、
返済が滞ると抵当権が行使されて、
担保である自宅の所有権を
失う危険があります。
ただし無担保ローンでも、
返済が滞ると
金融機関から返済を迫られるため、
最終的には自宅を
売却せざるを得ないこともあります。
◎一般的な住宅ローンより
審査期間が短い
審査期間が短い
第2のメリットとして、
無担保住宅ローンは
一般の住宅ローンに比べて
審査期間が短いことが挙げられます。
一般の住宅ローンは、
借りる人の職歴や年収、
金融取引の動向といった
借主の属性などの審査に加えて、
担保となる物件の審査もあります。
一方、無担保住宅ローンは
借主の属性などの審査のみであり
その分審査が早くなります。
◎諸経費を安く抑えることができる
また無担保住宅ローンは、
抵当権の設定がないので、
登記のための司法書士費用や
登録免許税などが不要となります。
また一般の住宅ローンでは
保証料や融資事務手数料が
借入金額の2%ほど
必要なところも多いのですが、
無担保住宅ローンは
保証料や融資事務手数料が
不要なところが多いので、
費用面では安く借りることができるのも
メリットです。