満期金の受取時期をいつにするかで
迷う方は少なくないと思います。
いくつものプランが用意されており、
大学入学時に一気に
満期金を受け取るプランもあれば、
大学在学中に毎年祝金を受け取り、
卒業前に満期金を受け取るなんて
プランもあったりします。
内容も少し変わってきたりするので、
どのプランを選ぶべきか、
迷ってしまうのも
無理はないと言えます。
満期金の受取時期が違うことによって
どのような違いやメリットがあるのか
そして注意すべき点は
何なのかについて解説しています。
祝金を受け取る
小学校、中学校、高校の
各入学時に祝金を受け取り、
最終的に大学入学の時に
満期金を受け取るという
プランがあります。
必要な入学金の助けに
なってくるのが嬉しいところです。
または現時点で
大学費用まで考える余裕はない
という家庭に向いているプランです。
祝金として
多くの学資金を受け取っているため、
一番お金が必要となる大学入学時に
受け取る満期金が
少なくなってしまいます。
貯蓄型保険の場合は
運用期間が長いほど
返戻率(こちらが受け取る金額の割合)が
高くなっていくという性質があるため、
このプランのように
途中で受け取ってしまう場合は
大学入学時に
一気に受け取るプランと比べ、
受取総額が少なくなってしまう
という特徴があります。
満期金を受け取る
一括で満期金を受け取れる
というプランです。
焦点を当てているため、
学資保険の中でも
注目度はかなり高いです。
学資金の全額が長
期間の運用となるため、
最終的に返戻率がかなり
高くなってくれるという特徴があります。
差はありますが、
大学の入学金は
中学・高校よりも
かなり高くなる傾向があります。
一括で受け取れるこのプランは、
お子さんがいる家庭にとって
かなりの助けになると思います。
幼稚園から高校までの入学金は
学資保険からは出せないため、
貯蓄から捻出する必要があります。
18歳満期にすると
大学入学前に
受け取れないケースも出てきます。
18歳から卒業する22歳までなど、
毎年学資金を
受け取れるというプランです。
さらに返戻率は高くなります。
受取金額の最大化を期待できる
というメリットがあります。
分割されてしまうため、
大学入学時に大きな学資金を
受け取ることはできなくなります。
かなり高額になるケースがありますが、
このプランだと
貯蓄分に大きく頼ることになります。
そのため、このプランは基本的に
大学入学時の費用を
貯蓄で賄うことができる家庭に
お勧めとなります。