上昇する可能性があることから、
加入を検討している方も
いるかもしれません。
しかしドル建て保険は、
為替レートの変動によっては
元本割れするリスクもあります。
保険料をドルで払い込み、
満期保険金や死亡保険金、
解約返戻金などを
ドルで受け取る保険商品のことです。
特約を付加することで、
円で払込みや
受取りができる商品もあります。
米ドル建て保険のほか、
豪ドル建て保険や
ユーロ建て保険などがあります。
円の資産価値は、
為替相場の変動に応じて
常に増減しています。
円安になれば外貨の価値は上昇し
円高になればその関係は逆になり、
外貨の価値は減少します。
相反する値動きをするドル建て資産と
円建て資産を併せ持つことで、
為替相場の変動によるリスクから
自身の資産全体の価値を
守る効果が期待できます。
一方で、ドルで運用するため、
為替変動のリスクもあり、
損失が生じるおそれもあります。
・個人年金保険
・終身保険
・養老保険
などの種類があります。
老後の生活費を
ドル建てで準備できる保険です。
契約時に定めた
保険料払込満了時まで
保険料を毎月払い込み、
保険料払込満了時の
年金原資をもとに
年金支払開始日より
一定期間年金を受け取れる保険です。
年金の種類には、
確定年金(5年や10年など)や
保証期間付終身年金
(保証期間10年など)があります。
保険種類により
特約を付加する必要がありますが、
一般的に保険料は
ドルまたは円で毎月払い込み、
その保険料から費用を差し引かれ
ドルで運用され、
受取時にはドルまたは円を選択して
年金を受け取ることができます。
万一のことがあった場合は、
払込保険料相当額(契約通貨建て)を
受け取れます。
また、例えば確定年金の場合には、
年金支払期間中に
万一のことがあった場合は、
年金支払期間の残存期間に対する
未払い年金の現価が
死亡一時金として受け取れます。
死亡給付金額は、
為替レートの変動により
払い込んだ保険料を下回ることがあり、
損失が生じるおそれもあります。
万一のことがあったときの保障を
ドル建てで準備できる保険です。
死亡または所定の
高度障害状態になったとき、
死亡・高度障害保険金を
受け取れる保険です。
保障は一生涯継続し、
解約した場合は解約返戻金があります。
保険種類により
特約を付加する必要がありますが、
一般的に保険料は
ドルまたは円で払い込み、
費用が差し引かれた保険料を
ドルで運用し、
受取時にはドルまたは円を選択して
死亡・高度障害保険金、
解約返戻金などを受け取ることができます。
受け取り方も一時金、
または年金形式にして
受け取れる保険商品もあります。
死亡・高度障害保険金を
契約通貨であるドルで
保障を準備することができます。
死亡・高度障害保険金額は、
ドルの一定額で固定されますが
受取時にドルを円に換えると、
為替レートの変動により
円で払い込んだ保険料の総額を
下回ることがあり、
損失が生じるおそれがあります。
保険会社によって異なりますが、
主に保険料払込期間満了時まで
一定額の保険料を毎月、
または毎年など払い込む平準払いの
ドル建て終身保険と、
契約時に保険料を一括で払い込む
ドル建て一時払い終身保険があります。
保険期間中に万一のことがあったときは
死亡・高度障害保険金が
受取れる保険です。
万一のことが起こらずに満期を迎えると、
満期保険金を受け取れます。
満期時に受け取れる満期保険金は、
死亡・高度障害保険金と
同額になります。
また受取時にドルを円に換えると、
為替レートの変動により
円で払い込んだ保険料の総額を
下回ることがあり、
損失が生じるおそれがあります。
保険会社によって異なり、
主に保険料払込期間満了時まで
一定額の保険料を毎月、
または毎年など払い込む平準払いの
ドル建て養老保険と、
契約時に保険料を一括で払い込む
ドル建て一時払い養老保険があります。
ドル建てを含め、
外貨建て保険のリスクの1つに
為替リスクがあります。
保険料を払い込むときや、
死亡保険金や満期保険金、
解約返戻金などの受け取るときも
為替レートの影響を受けるため、
加入する際は
為替レートの影響と、
諸費用について十分理解したうえで
加入することが大切です。